【022】茶書・茶会記を繙く(第一回)千宗易(利休)への道程

2008年秋

受付終了
講座番号 022
開催日 2008/10/07 ~ 2008/11/25
曜日
時間 13:00 ~ 14:30
回数 全8回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 24,000円
教材費(全員対象)
テキスト・教材:窓口購入できます
  • 扱う「茶書」はプリントで配付

講座詳細

一般的に茶道の現状は、お手前や茶儀の稽古が主流で、茶の湯の心(茶の湯の道)よりも営利本位の傾向がみられます。茶道という本質を学ぶ機会も余りありません。講義の主旨は、侘び茶の湯という日本的な美意識に視点をおき、歴史的に先達の手になる茶書・茶会記を熟読することです。鎌倉から江戸中期に及ぶ時代の茶の湯の系譜を、残された書物・資料から探ります。

講師

小澤富夫(オザワトミオ) 元玉川学園女子短期大学教授

【プロフィール】
1960年学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。哲学博士。元玉川学園女子短期大学教授。著書「家訓」(講談社学術文庫)、「武家家訓遺訓集成」、「歴史としての武士道」(ぺりかん社)、「おとなの江戸東京ドリル」(共著、ダイヤモンド社)、「武士としては」(雄山閣)「戦国武将の遺言状」(文春新書)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/7(火) 13:00~14:30 茶の湯の基礎知識
(茶室、掛物、道具)
小澤 富夫
2 10/14(火) 13:00~14:30 「茶書」「茶会記」の概説と読み方
(資料の理解)
小澤 富夫
3 10/21(火) 13:00~14:30 初期の「茶書」を読む
『喫茶養生記』(抄)『喫茶往来』
小澤 富夫
4 10/28(火) 13:00~14:30 禅の思想と室町文化
―書院様式と枯山水庭園
小澤 富夫
5 11/4(火) 13:00~14:30 道具飾りの方式と台子の茶の湯
―『君台観左右帳記』(抄)
小澤 富夫
6 11/11(火) 13:00~14:30 村田珠光と和物(冷え枯れる美意識)
―「侘びの文」
小澤 富夫
7 11/18(火) 13:00~14:30 信長・秀吉の茶の湯政道と堺の茶人 小澤 富夫
8 11/25(火) 13:00~14:30 『今井宗久茶湯書抜』(茶会記)を読む 小澤 富夫

受付終了

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