【036】うゐんなわるつ物語ハプスブルク家とシュトラウス王朝

2008年秋

受付終了
講座番号 036
開催日 2008/09/27 ~ 2008/12/06
曜日
時間 14:00 ~ 16:00
回数 全6回
定員 55名
最少催行人数 8名
受講料 18,000円
教材費(全員対象)

講座詳細

皆さんはモーツァルトがあと少し長生きしたら、どんな素敵なワルツを作曲していただろうかとお考えになりませんか? 19世紀に入ると音楽の担い手は貴族から市民へと交代します。それに呼応してダンスの分野でも宮廷でのメヌエットが新たに誕生したワルツへと変わっていきました。本講座では、メッテルニッヒ体制下でのウィンナワルツの創始者で、ライバルであったヨーゼフ・ランナーと父ヨハン・シュトラウスの、そしてそれに続く父と息子2人のヨハンのすさまじいワルツ合戦、1848年の革命時の2人の正反対の対応、さらにワルツ王の2人の弟ヨーゼフとエドゥアルトの活躍、オペレッタの誕生などをハプスブルク帝国の世相を反映するものとして、多数のスライド、DVD、ビデオ、CD によって大河ドラマ風にお話しします。

講師

吉野忠彦(ヨシノタダヒコ) 日本・エストニア友好協会会長、湘南モーツァルト愛好家副会長

【プロフィール】
1942年、東京生まれ。1965年東京大学卒業後、日本興行銀行に入行し、主として海外、調査畑を歩く。1989-94年ルクセンブルク日本興業銀行社長時代に日本人子弟の為の補習授業校設立及び運営に寄与する。1994年、ルクセンブルク大公国よりオフィシエ勲功賞を受勲。96 年から10年間駐日ルクセンブルク大公国名誉副領事。上智大学、学習院女子大学で講義を行う。現在、日本エストニア友好協会会長、湘南モーツァルト愛好会副会長、学習院さくらアカデミー講師。2017年2月エストニア大統領より外国民間人のための最高勲章テッラ・マリア―ナ十字勲章受章。

吉野忠彦先生

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 9/27(土) 14:00~16:00 ウィンナワルツの誕生期
~ウィーン会議、メッテルニッヒ体制、
創始者ランナーと父シュトラウス
吉野 忠彦
2 10/11(土) 14:00~16:00 ビーダーマイヤーの時代
~ランナーと父シュトラウスのワルツ合戦、
ランナーの急逝
吉野 忠彦
3 10/25(土) 14:00~16:00 息子ヨハンのデビューと1948年の革命
~父子の相克、フランツ・ヨーゼフ登極、
息子の政治的敗北と父の死
吉野 忠彦
4 11/8(土) 14:00~16:00 フランツ・ヨーゼフ皇帝とワルツ王1
~新体制、ヨハン3兄弟、ウィーン大改造、
イタリアからの撤退
吉野 忠彦
5 11/22(土) 14:00~16:00 フランツ・ヨーゼフ皇帝とワルツ王2
~普墺戦争敗北と
オーストリア・ハンガリー帝国の誕生、
ワルツの絶頂期、次弟ヨーゼフの急逝、
ウィーン万博
吉野 忠彦
6 12/6(土) 14:00~16:00 フランツ・ヨーゼフ皇帝とワルツ王3
~ウィンナ・オペレッタの黄金期、
世紀末とヨハンの死
吉野 忠彦

受付終了

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