【W09】(冬)イタリア文化講座ローマとヴェネツィアを歩く

2009年冬

受付終了
講座番号 W09
開催日 2010/02/18 ~ 2010/03/18
曜日
時間 18:45 ~ 20:15
回数 全5回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 15,000円
教材費(全員対象)

講座詳細

「旅」をキーワードに三人の講師(西洋美術史専攻)がローマとヴェネツィアの魅力を語ります。春期の講座「ローマとフィレンツェを歩く」の続編ですが、今期から受講しても大丈夫です。全5回のうち、偶数回のテーマは、過去のある人物の眼から見たヴェネツィアです。第2回は16世紀のトスカーナの芸術家で著述家のジョルジョ・ヴァザーリ、第4回目は19世紀の英国の美術評論家ジョン・ラスキンが主役です。異邦人であった彼らの眼に、水の都ヴェネツィア、そしてヴェネツィアの美術はどのようにうつったのでしょうか。奇数回はローマの美術案内です。バルベリーニ広場からポポロ広場まで、実際に歩くことのできるコースを辿ります。バロックの巨匠ベルニーニの彫刻や映画で有名な「スペイン階段」など、今回も見どころが満載です。美術をめぐる仮想の旅を共に楽しみましょう。

注意事項

*都合により、講師の担当日が変更となる場合があります。
*下記、複数講師が担当します。

講師

本間紀子(ホンマノリコ) 東海大学講師、跡見学園女子大学講師

【プロフィール】
東京都出身。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了、博士後期課程満期退学。専攻は西洋美術史(イタリア・ルネサンスの画家ラファエッロを研究)。1998年より複数の大学の講師を兼任。2002年より学習院生涯学習センター講師(2010年春期まで「イタリア文化講座」、2010年秋期より「イタリア美術の魅力」を担当)。

久保寺紀江(クボテラノリエ) 学習院大学講師

【プロフィール】
学習院大学大学院博士課程後期単位取得退学。ヴェネツィア大学美術史学科留学(イタリア政府給費生)。2003-2005年、神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。ピサ大学大学院美術史学科において博士号取得。専門はイタリア美術史、特にルネサンスおよびマニエリスム時代。論文に「ヴァザーリとヴェネツィア」(2007年度ピサ大学博士論文)ほか。

高橋裕子(タカハシヒロコ) 学習院大学文学部哲学科教授

【プロフィール】
学習院大学文学部哲学科教授。専門は西洋美術史・芸術学。修士論文ではルーベンスを取り上げましたが、その後、17世紀のフランドル・オランダ美術以外にも手を広げ、現在は英国の美術も守備範囲に含めています。所属学会は、美術史学会、美学会、地中海学会、日仏美術学会、意匠学会、ラスキン協会、Association of Art Historians.
主な著書、『行為と美』共著 岩波書店 1990年/『ヴィクトリア朝万華鏡』共著 新潮社 1993年/『世紀末の赤毛連盟』岩波書店 1996年/『イギリス美術』岩波新書、1998年/フロマンタン『オランダ・ベルギー絵画紀行』岩波文庫

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 2/18(木) 18:45~20:15 バルベリーニ広場とその周辺を歩く 本間 紀子
2 2/25(木) 18:45~20:15 ヴァザーリの見たヴェネツィア 久保寺 紀江
3 3/4(木) 18:45~20:15 スペイン広場とその周辺を歩く 本間 紀子
4 3/11(木) 18:45~20:15 ヴィクトリア朝の人々のイタリア旅行 高橋 裕子
5 3/18(木) 18:45~20:15 ポポロ広場とその周辺を歩く 本間 紀子

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