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【006】『今昔物語集』の世界を旅する説話のなかの平安時代
2017年秋
| 講座番号 | 006 |
|---|---|
| 開催日 | 2017/10/01 ～ 2017/12/17 |
| 曜日 | 日 |
| 時間 | 13:00 ～ 14:30 |
| 回数 | 全5回 |
| 定員 | 40名 |
| 最少催行人数 | 8名 |
| 受講料 | 16,200円 |
| 教材費（全員対象） |
講座詳細
『今昔物語集』は1000以上の説話を収めた平安時代の説話集です。鮮やかな表現が特徴で、本朝(日本)の巻には、天皇から庶民、変化の者たちが登場し、人間臭い振舞いや不思議な行動を繰り広げていて、現在人から懸け離れた平安時代の人々の感覚や世相がリアルに感じられます。
今回は、藁しべ長者の話、陰陽師の話、観音の不思議な霊験譚などを読みます。歴史学を専門とする講師とともに、『源氏物語』からは見えない平安時代をご一緒に旅しましょう。
・紀長谷雄の家に入った鬼の正体は?
・安倍晴明祭が病の僧のため泰山府君祭を行う話
・観音に祈った貧女が盗賊と契って豊かになる話
・長谷観音に祈った男が藁しべから富裕になる話
・日向守が口封じで書生を殺す話
※各説話、長いもの短いものがあるので、1回1話とは限りません。
順次読み進め、進行具合で話を入れ替えたりすることがあります。
注意事項
教材は『今昔物語集』三～五(新日本古典文学大系、岩波書店)の必要部分をプリントにします。
講師
中込律子（ナカゴミリツコ） 学習院大学・学習院女子大学･國學院大學講師
【プロフィール】
1988年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。博士（史学）。学習院大学・学習院女子大学・國學院大學非常勤講師。著書『平安時代の税財政構造と受領』（校倉書房）、共著『王朝の権力と表象』（森話社）・『平安京 くらしと風景』（東京堂出版）・『古代の人物』第6巻（清文堂出版）・『人と動物の日本史』第2巻（吉川弘文館）、共監修『勘仲記』第一・第二（史料纂集、八木書店）など。
講座スケジュール
| 回 | 実施日 | 時間 | 講座内容 | 担当講師 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 10/1（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 2 | 10/15（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 3 | 11/19（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 4 | 12/3（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 5 | 12/17（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 |
