【031】環境と食からヨーロッパ史を考えるNEW!

2018年春

受付終了
講座番号 031
開催日 2018/05/12 ~ 2018/07/07
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全5回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 16,200円
教材費(全員対象)

講座詳細

食事は生命維持に不可欠ですが、単なる栄養補給ではありません。なぜか豚肉を食べない人がいたり、お米よりもパン派だという人がいたり。単なる好みの問題でしょうか。「食べること」はその人が生まれ育った地域の環境や宗教などの諸条件にも根ざしています。ユダヤ教徒が食べなかった豚をキリスト教徒が食べるのはなぜでしょう。いつからパン食がふつうのことになったのでしょう。環境や食について、社会、文化、政治などの視点から近世期までを中心にヨーロッパの成り立ちを歴史的に考えていきましょう。

講師

後藤秀和(ゴトウヒデカズ) 慶應義塾大学講師

【プロフィール】
1997年学習院大学文学部史学科卒業。2000年学習院大学人文科学研究科史学専攻博士前期課程修了。元学習院大学文学部助手。専門はヨーロッパ近世近代社会史。テーマとしては食・動物・家畜・農村世帯構造など、地域としてはザルツブルク(オーストリア)に重点をおいて研究を進めている。慶應義塾大学、日本大学非常勤講師。「聖界領邦ザルツブルクとその世俗化」大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門』(昭和堂)

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 5/12(土) 15:00~16:30 「食べてはいけない」(食の禁忌)の成り立ち 後藤 秀和
2 5/26(土) 15:00~16:30 自然環境にしばられるヨーロッパ農業 後藤 秀和
3 6/9(土) 15:00~16:30 水車と鉄製農具が変えた中世の食 後藤 秀和
4 6/23(土) 15:00~16:30 これも肉屋さんのお仕事? 肉屋職人の世界 後藤 秀和
5 7/7(土) 15:00~16:30 コロンブスの交換:麦・銀・新作物の近世 後藤 秀和

受付終了

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