【045】何故、生まれてこないほうが良かったのか?NEW!
翻訳者が語る特別講座
90分でわかるベネター『生まれてこないほうが良かった』

2018年春

受付終了
講座番号 045
開催日 2018/03/25
曜日
時間 13:00 ~ 14:30
回数 全1回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 1,620円
教材費(全員対象)

講座詳細

昨年秋に翻訳が刊行されたデイヴィッド・ベネター『生まれてこないほうが良かった』を紹介および解説する講座です。この講座さえ受ければ、当該の翻訳は買わずとも読まずともベネターを語れますという訳者のお墨付きの講座です!
さて、「生まれてこないほうが良かった」なんて誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか? しかしながら、ベネターのまさにその題名の本書は、そのような個人的な思いや経験とはあまり関係がありません。ベネターは、あらゆる人が、そしてあらゆる意識のある生命体が、「生まれてこないほうが良かった」のだ、そして人類は(ひいてはほかの意識ある生命体も)絶滅に向かうのが良いことなのだと主張するのです。またよく読んでみると、これは非常に他者を思いやっているとても優しい思想のようなのです。どうしてそんなことが言えるのでしょうか?
今回は本書の概要をその疑問に答えつつ辿って行きたいと思います。

注意事項

*当日は、上記著書を特別価格(2,500円)でご提供いたします。

講師

小島和男(コジマカズオ) 学習院大学教授

【プロフィール】
2004年学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。同大学文学部哲学科助手を経て、2007年同大学哲学博士取得。学習院大学文学部哲学科准教授。2019年同大学文学部哲学科教授。著書「プラトンの描いたソクラテス」(晃洋書房)、共著「面白いほどよくわかるギリシャ哲学」(日本文芸社)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 3/25(日) 13:00~14:30 小島 和男

受付終了

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