【025】見て考えて楽しむ西洋美術小道具から見るヨーロッパの美術と社会

2019年秋

受付終了
講座番号 025
開催日 2019/10/05 ~ 2019/12/07
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全8回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 25,920円
教材費(全員対象)

講座詳細

ヨーロッパ絵画の中にしばしば描き込まれる、時計、蝋燭、植木鉢、椅子、傘といった日用品など、あるいは犬や猫といったペットたち。それらは、あまりにも普通のものであるがゆえに、単なる日常の光景の些細な部分として考えられがちです。この講座では、そうした「普通のもの」が、しかし、絵画の中で「小道具」として重要な役割を担っているということを多くの作例によって示します。それら「小道具」が担う役割を通して、さらに絵画に映し出されたヨーロッパ社会の歴史的な変遷も見えてくるでしょう。本講座は、旧・学習院生涯学習センターで2009年秋期に開かれ好評を博した講座の内容を、新たに増補改訂したものです。

講師

有川治男(アリカワハルオ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
1979年東京大学大学院博士課程単位修得(美術史学)。在学中ミュンヘン大学留学。国立西洋美術館主任研究員をへて、1992年より学習院大学文学部助教授、96年より同教授。著書「カンディンスキー」「デューラー」「ベルリン美術館」など。近年の論文としては、ゴッホ、17世紀オランダ風景画について。学習院さくらアカデミー(旧・学習院生涯学習センター)では西洋美術の新しい見方全般について永年講座を担当している。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/5(土) 15:00~16:30 時計 ― ただ時を計るだけのものではない 有川 治男
2 10/12(土) 15:00~16:30 蝋燭 ― 絵の中の灯り 有川 治男
3 10/19(土) 15:00~16:30 植木鉢 ― 人間のための植物 有川 治男
4 10/26(土) 15:00~16:30 ペット ― 犬と猫の社会史 有川 治男
5 11/9(土) 15:00~16:30 椅子 ― 椅子に坐っているのはどんな人? 有川 治男
6 11/16(土) 15:00~16:30 傘 ― ただ雨を避けるだけのものではない 有川 治男
7 11/30(土) 15:00~16:30 杖 ― 杖が担う様々な役割 有川 治男
8 12/7(土) 15:00~16:30 靴 ― 靴と裸足の話 有川 治男

受付終了

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