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【020】(冬)フェミニズムを哲学するNEW!
活動の背景にある哲学と歴史を知ろう!
2019年冬

講座番号 | 020 |
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開催日 | 2020/02/23 ~ 2020/03/29 |
曜日 | 日 |
時間 | 10:40 ~ 12:10 |
回数 | 全5回 |
定員 | 40名 |
最少催行人数 | 8名 |
受講料 | 16,500円 |
教材費(全員対象) |
講座詳細
「フェミニズム」と聞くとどのようなイメージが浮かびますか? 声を張りあげて権利の拡大を訴える女性たち? もちろんそれもそうですが、古代の哲学者が「正義とは何か?」を考えたのと同じように、フェミニズムもまた正義や平等を考えつづけた哲学なのです。とはいえ、そこでの正義とは男女間の問題でしかないのでしょうか? そもそも「女性」とはいったい何者なのでしょうか? 皆さん自身であり、皆さんの大事な人でもある女性について、一緒に哲学してみませんか?
講師
小島和男(コジマカズオ) 学習院大学教授
【プロフィール】
2004年学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。同大学文学部哲学科助手を経て、2007年同大学哲学博士取得。学習院大学文学部哲学科准教授。2019年同大学文学部哲学科教授。著書「プラトンの描いたソクラテス」(晃洋書房)、共著「面白いほどよくわかるギリシャ哲学」(日本文芸社)など。
横田祐美子(ヨコタユミコ) 立命館大学助教
【プロフィール】
2019年3月立命館大学大学院文学研究科人文学専攻哲学専修博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員DC、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員を経て、現在は同研究機構助教。専門は現代フランス哲学で、とりわけジョルジュ・バタイユ思想の哲学的考察を行っている。また近年はフレンチ・フェミニズムの研究にも取り組んでいる。著書『脱ぎ去りの思考――バタイユにおける思考のエロティシズム』(人文書院、2020年)、論文「「女性的に書く」とはいかなる身振りか――イリガライの差異の哲学にもとづいて」(『立命館言語文化研究』第32巻3号所収、立命館大学国際言語文化研究所、2020年)など。
講座スケジュール
回 | 実施日 | 時間 | 講座内容 | 担当講師 |
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1 | 2/23(日) | 10:40~12:10 | 何の正義? 誰とのあいだでの正義? |
小島 和男 横田 祐美子 |
2 | 3/1(日) | 10:40~12:10 | フェミニズムっていつからはじまったの? | 横田 祐美子 |
3 | 3/8(日) | 10:40~12:10 | 断頭台にのぼる権利=哲学と政治の権利! | 横田 祐美子 |
4 | 3/22(日) | 10:40~12:10 | 男女平等の哲学か、男女の差異の哲学か? | 横田 祐美子 |
5 | 3/29(日) | 10:40~12:10 | 結局、女ってだれ? -フェミニズムを疑え! | 横田 祐美子 |