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【003】『今昔物語集』から平安朝の人々の生き方をさぐる【Zoom講座】
2020年冬
| 講座番号 | 003 |
|---|---|
| 開催日 | 2021/02/14 ～ 2021/03/28 |
| 曜日 | 日 |
| 時間 | 13:00 ～ 14:30 |
| 回数 | 全5回 |
| 定員 | 40名 |
| 最少催行人数 | 8名 |
| 受講料 | 16,500円 |
| 教材費（全員対象） |
講座詳細
『今昔物語集』は1000以上の説話を収めた平安時代院政期の説話集です。天皇から庶民、鬼など人ならぬ者の不思議な行動や人間くさい振舞いが鮮烈な表現で描かれ、現代とは異なる生活感覚や世相を知ることができます。今回は不思議な女盗賊の話―今昔の中でも印象深い話です―、浮気をめぐる滑稽話、男が預かった箱の中身は? 男の運命は? という怖い話、キノコに当たった坊さんの話を採り上げます。歴史学専門の講師とともに『源氏物語』からは見えない平安時代を旅しましょう。
魅力的な女盗賊の話
殿上人の妻が僧と密通し、ちょっとのミスでバレる話
勢多橋で女から不気味な箱を預かった男の話
キノコにあたった横川の僧が誦経の僧にからかわれる話
※今講座の話は、女盗賊の話が長いので、全4話としました。1回に1話とは限りません。上記の順で読み進める予定ですが、進行により順序を入れ替えたり、短い説話を追加したりすることもあります。
注意事項
教材は『今昔物語集』三～五(新日本古典文学大系、岩波書店)の必要部分をプリントにします。
講師
中込律子（ナカゴミリツコ） 学習院大学・学習院女子大学･國學院大學講師
【プロフィール】
1988年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。博士（史学）。学習院大学・学習院女子大学・國學院大學非常勤講師。著書『平安時代の税財政構造と受領』（校倉書房）、共著『王朝の権力と表象』（森話社）・『平安京 くらしと風景』（東京堂出版）・『古代の人物』第6巻（清文堂出版）・『人と動物の日本史』第2巻（吉川弘文館）、共監修『勘仲記』第一・第二（史料纂集、八木書店）など。
講座スケジュール
| 回 | 実施日 | 時間 | 講座内容 | 担当講師 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 2/14（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 2 | 2/28（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 3 | 3/7（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 4 | 3/21（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 | |
| 5 | 3/28（日） | 13：00～14：30 | 中込 律子 |
