【015】筝(コト)入門「箏を取り巻く日本の文化史」【Zoom講座】

2021年冬

受付終了
講座番号 015
開催日 2022/02/27 ~ 2022/03/13
曜日
時間 10:40 ~ 12:10
回数 全3回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 9,900円
教材費(全員対象)

講座詳細

昔の日本では弦楽器のことを「コト」と呼び、古事記でもその記述は多く残されています。奈良時代に海を渡ってやってきた箏(こと)は、大陸から伝来した文化と国内の文化との融合と成熟の繰り返しの中で、政治の状況や人々の生活様式の変化に連動して多様な変化をとげてきました。この講座では、生の演奏、動画、資料を交えつつ、時代の節目に生まれた有名曲にスポットをあてながら、楽しく箏の歴史を辿っていきます。

講師

佐藤康子(サトウヤスコ) 箏曲家

【プロフィール】
宮城県出身。東京大学法学部卒業。'88年より生田流箏曲、地唄三絃を澤村正美氏、澤村松馨氏、’05年より二十五絃箏を野坂惠璃氏に師事。歴史は現代の積み重ねであるという視点から伝統を見つめ、箏の新しい方向性を探るべく作曲、演奏活動を展開している。特別支援学校を中心とした教育現場での箏の普及活動にも力を入れると同時に、自身の会を立ち上げ、生活の傍らに音楽がある生き方を提唱している。'07年より毎年リサイタルを開催。泉岳寺奉納演奏。伊福部昭十年祭にて奉納演奏。’17年オリジナルソロCD「佐藤康子二十五絃箏曲集 沱沱 / DADA」リリース。GD「伊福部昭二十五絃箏曲集」その他参加CD多数。松の実會会師範。生田会会員。三曲協会会員。さやさや会主宰。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 2/27(日) 10:40~12:10 コトのおこり
中国からの箏の伝来 平安貴族文化
佐藤 康子
2 3/6(日) 10:40~12:10 俗箏のおこり
江戸の盲人文化 六段の謎
佐藤 康子
3 3/13(日) 10:40~12:10 西洋文化との出会い
宮城道雄「春の海」 現代の箏
佐藤 康子

受付終了

申込リストを確認する

<<講座一覧に戻る

↑ページの先頭へ

Copyright © 2008 Gakushuin Sakura Academy. All rights reserved.