【225】「ローマ革命」のはじまり  【対面講座】
グラックス兄弟の改革からカエサルの登場まで

2022年春

受付終了
講座番号 225
開催日 2022/08/24 ~ 2022/09/07
曜日
時間 13:00 ~ 16:30
回数 全5回
定員 20名
最少催行人数 8名
受講料 16,500円
教材費(全員対象)

講座詳細

今学期は、イギリスの碩学ロナルド・サイムが「ローマ革命」と名づけた共和政末期の激動の時代の前半を講じます。紀元前2世紀末、一都市国家から「帝国」へと発展を遂げたローマの共和政は、急激な膨張にともなうさまざまな歪みに直面していました。共和政の再建に挑んだグラックス兄弟の試みは、皮肉にも彼らが復興しようとした伝統的な体制に深刻な変質を引き起こし、その変質はマリウスとスラをはじめとする梟雄たちの熾烈な権力闘争の中で致命的なまでに拡大して、共和政の根幹を揺るがせていきます。

この講座は学習院大学南1号館の教室で行います。

講師

岡田泰介(オカダタイスケ) 高千穂大学教授

【プロフィール】
1991年学習院大学文学部人文学科研究科修了。1998年ローザンヌ大学考古学・古代史研究所留学。2002年東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究西洋史専攻満期退学。2004年高千穂大学教養学部助教授。現在、高千穂大学人間科学部教授。主な著書「東地中海世界のなかの古代ギリシア」(山川出版社)ほか。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 8/24(水) 13:00~14:30 ローマ「帝国」の矛盾 岡田 泰介
2 8/24(水) 15:00~16:30 グラックス兄弟の改革と挫折 岡田 泰介
3 8/31(水) 13:00~14:30 マリウスとスラ 岡田 泰介
4 8/31(水) 15:00~16:30 クラッススとポンペイウス 岡田 泰介
5 9/7(水) 13:00~14:30 カエサルの登場 岡田 泰介

受付終了

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