【S01】歴史の見方―「ゆりかごから墓場まで」
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イギリスの福祉社会の伝統

2022年秋

受付終了
講座番号 S01
開催日 2022/10/29
曜日
時間 13:30 ~ 15:00
回数 全1回
定員 50名
最少催行人数 8名
受講料 1,650円
教材費(全員対象)

講座詳細

イギリスは産業化が早く進んだために、社会の変化に取り残された人たち への対策もさまざま工夫されて来た。社会的弱者の救済処置として、中世以 来、教会教区をベースにした救貧法がすでに存在していたが、産業革命が進 展し社会構造が大きく変わった結果、国家主導の救貧政策が採用された。体 系的な福祉政策は第二次世界大戦の最中に、ベバリッジによって作成され た報告書に基づくものであり、当時世界でも高く評価されたものであった。 それは大戦後の労働党内閣によって実行に移され、サッチャー政権による 「小さな政府」の政策の中でも福祉政策は維持されたのである。

この講座は学習院大学中央教育研究棟の教室で行います。

講師

湯沢威(ユザワタケシ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
1940年生まれ。京都大学文学部卒。一橋大学経済学研究科博士課程修了。1973年福島大学経済学部助教授、1978年学習院大学経済学部教授。2011年学習院大学停年退職。『イギリス鉄道経営史』(単著)、『鉄道の誕生』(単著)、『イギリス経済史-盛衰のプロセス』(編著)、『国際競争力の経営史』(共著)、『近代ヨーロッパの探求14 鉄道』(共著)、『大企業の興隆』(共訳)、『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』(共訳)、『世界史のなかの産業革命』(共訳)、『Japanese business success:the evolution of a strategy』(編著)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/29(土) 13:30~15:00 湯沢 威

受付終了

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