【024】歴史をみる眼  【対面講座】   【Zoom講座】
-ダーウィンの 「進化論」をあらためて考える

2023年秋

受付終了
講座番号 024
開催日 2023/10/28 ~ 2023/11/25
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全3回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 9,900円
教材費(全員対象)

講座詳細

ダーウィンは1859年に『種の起源』を発表して、人類の歴史の見方に衝撃を与えました。創造主の神がこの世を創ったのではなく、進化のプロセスの中から人類が登場したわけですから、宗教界は大混乱です。さらにスペンサーはこの進化論を「社会進化論」として発展させ、先進国、後進国の概念を生み出します。先進国は後進国の経済開発を行うことを義務と考え、それが植民地支配の口実ともなりました。他方、「社会進化論」の先には社会主義や共産主義の実現を主張する議論も登場します。「社会の進化」とは何か、改めて考えたく思います。

この講座は学習院大学南1号館の教室とZoomのハイブリッドで行います。

講師

湯沢威(ユザワタケシ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
1940年生まれ。京都大学文学部卒。一橋大学経済学研究科博士課程修了。1973年福島大学経済学部助教授、1978年学習院大学経済学部教授。2011年学習院大学停年退職。『イギリス鉄道経営史』(単著)、『鉄道の誕生』(単著)、『イギリス経済史-盛衰のプロセス』(編著)、『国際競争力の経営史』(共著)、『近代ヨーロッパの探求14 鉄道』(共著)、『大企業の興隆』(共訳)、『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』(共訳)、『世界史のなかの産業革命』(共訳)、『Japanese business success:the evolution of a strategy』(編著)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/28(土) 15:00~16:30 ダーウィンの「進化論」がもたらした衝撃 湯沢 威
2 11/11(土) 15:00~16:30 スペンサーの「社会進化論」とは 湯沢 威
3 11/25(土) 15:00~16:30 植民地開拓に関与した人々 湯沢 威

受付終了

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