【029】ルネサンスにおける復興のありかた   【対面講座】
アテネ、ローマ、そしてアレクサンドリア

2023年冬

受付終了
講座番号 029
開催日 2024/03/23 ~ 2024/03/30
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全2回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 6,600円
教材費(全員対象)

講座詳細

ルネサンスとは古代の復興である、と一般的に言われます。そのことは 確かにまちがいではありません。ラファエロの「アテネの学堂」は古代 の哲学者たちが一堂に会していて、有名です。ルネサンスだからこそ、 このような一大絵画が生まれました。だが、その復興にアテネだけを考 えるだけでは不十分なように思われます。ローマとアレクサンドリアを 考える必要があるからです。ローマは説明不要でしょうが、アレクサン ドリアのほうはエジプトの町のことです。「アテネの学堂」にはキケロや 「ヘルメス・トリスメギストス」の姿はありません。キケロは知られいる でしょうが、ヘルメスとはいったい何者でしょうか。今回の講座には彼 も登場させましょう。そしてルネサンスの別の顔をお見せしましょう。

この講座は学習院大学南1号館の教室で行います。

講師

根占献一(ネジメケンイチ) 学習院女子大学名誉教授

【プロフィール】
文学博士(早稲田大学)。イタリア・ルネサンスの文化と思想を研究しながら、日本にまで及ぶ、その世界的拡大に関心を有する。著編書に、『イタリア・ルネサンスの霊魂論―研究と翻訳』(三元社)、『ロレンツォ・デ・メディチ―ルネサンス期フィレンツェ社会における個人の形成』(南窓社)、『フィレンツェ共和国のヒューマニスト―イタリア・ルネサンスの研究(正)』、『共和国のプラトン的世界―イタリア・ルネサンスの研究(続)』、『ルネサンス精神への旅』(以上すべて創文社。現今はアマゾン・キンドル)。『イタリアルネサンスとアジア日本』『ルネサンス文化人の世界』(以上すべて知泉書館)。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 3/23(土) 15:00~16:30 アテネとローマの意味するもの 根占 献一
2 3/30(土) 15:00~16:30 アレクサンドリアが象徴するもの 根占 献一

受付終了

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