【004】『太平記』の時代とその後の日本  【対面講座】  NEW!

2024年春

受付終了
講座番号 004
開催日 2024/06/16 ~ 2024/07/07
曜日
時間 10:40 ~ 12:10
回数 全4回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 13,200円
教材費(全員対象)

講座詳細

14世紀の南北朝の乱は、その後の日本の歴史に甚大な影響を与えました。南北朝の乱を描いた歴史文学が『太平記』です。本講座では、南北朝の乱と、その発端となった後醍醐天皇の「新政」について考えることで、それを描いた『太平記』の歴史の語り方が、その後の日本の歴史や政治思想に与えた影響について考えます。

この講座は学習院大学南1号館の教室で行います。

*兵藤裕己先生担当講座 S02「説経節せっきょうぶしワールドを読み解く」の講座もぜひご覧ください。

注意事項

*参考図書:兵藤裕己校注、岩波文庫『太平記(一)』 1,254円
               兵藤裕己著、岩波新書『後醍醐天皇』 924円

講師

兵藤裕己(ヒョウドウヒロミ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
1975年京都大学文学部卒業、1984年東京大学大学院博士課程修了。2001年『平家物語の歴史と芸能』で文学博士。埼玉大学、成城大学を経て、2001年、学習院大学文学部教授。日本文学・芸能論を専門領域とする。著書、『太平記〈よみ〉の可能性』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞受賞)、『平家物語の読み方』(ちくま学芸文庫)、『後醍醐天皇』(岩波新書)、『琵琶法師』(同)、『声の国民国家』(講談社学術文庫)、『物語の近代』(岩波書店)、『演じられた近代』(同)など。校注に、岩波文庫『太平記』全6冊がある。古典研究から近代文学全般に視野を広げている。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 6/16(日) 10:40~12:10 南北朝の歴史と『太平記』の成立 兵藤 裕己
2 6/23(日) 10:40~12:10 後醍醐天皇の「新政」とは何か 兵藤 裕己
3 6/30(日) 10:40~12:10 新田義貞から徳川家康へ 兵藤 裕己
4 7/7(日) 10:40~12:10 楠(楠木)正成から吉田松陰へ 兵藤 裕己

受付終了

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