【030】ヨーロッパ史のなかのルネサンスと宗教改革  【対面講座】
イタリアとドイツ

2024年春

受付終了
講座番号 030
開催日 2024/06/01 ~ 2024/07/13
曜日
時間 15:15 ~ 16:45
回数 全4回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 13,200円
教材費(全員対象)

講座詳細

21世紀の今日でもヨーロッパの歴史を考える時、イタリアを中心に起こった「ルネサンス」とドイツから始まった「宗教改革」は中世から近代への転換をなす出来事とされます。宗教改革の場合、1517年という年号が浮かんできます。これに対してルネサンスはそのような明確な年号をもっているわけではありません。本講座では、アルブレヒト・デューラーというドイツの画家・版画家を念頭に置きながら、イタリアとドイツの交流の歴史を辿ってみようと思っています。この講座の背景を知るために、私が監訳した書、ハービソン『キリスト教的学識者』(知泉書館、2015年)が良い参考になろうかと思います。宗教改革を主に扱っていますが、如何にルネサンスと関わるかもお分かりいただけることでしょう。

この講座は学習院大学南1号館の教室で行います。

講師

根占献一(ネジメケンイチ) 学習院女子大学名誉教授

【プロフィール】
文学博士(早稲田大学)。イタリア・ルネサンスの文化と思想を研究しながら、日本にまで及ぶ、その世界的拡大に関心を有する。著編書に、『イタリア・ルネサンスの霊魂論―研究と翻訳』(三元社)、『ロレンツォ・デ・メディチ―ルネサンス期フィレンツェ社会における個人の形成』(南窓社)、『フィレンツェ共和国のヒューマニスト―イタリア・ルネサンスの研究(正)』、『共和国のプラトン的世界―イタリア・ルネサンスの研究(続)』、『ルネサンス精神への旅』(以上すべて創文社。現今はアマゾン・キンドル)。『イタリアルネサンスとアジア日本』『ルネサンス文化人の世界』(以上すべて知泉書館)。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 6/1(土) 15:15~16:45 中世のイタリアとドイツ-神聖ローマ帝国 根占 献一
2 6/15(土) 15:15~16:45 近世のイタリアとドイツ-「ローマ劫略」などに見られる 根占 献一
3 6/29(土) 15:15~16:45 デューラーとイタリア-芸術文化の展開 根占 献一
4 7/13(土) 15:15~16:45 エラスムスとデューラー-ヒューマニズムの社会 根占 献一

受付終了

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