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【005】『平家物語』の亡魂(怨霊)鎮魂と仏教 【対面講座】 NEW!
2024年秋
講座番号 | 005 |
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開催日 | 2024/10/13 ~ 2024/12/01 |
曜日 | 日 |
時間 | 10:40 ~ 12:10 |
回数 | 全4回 |
定員 | 30名 |
最少催行人数 | 8名 |
受講料 | 13,200円 |
教材費(全員対象) |
講座詳細
平安京を都とした桓武天皇は、都の鬼門(東北)の比叡山を最澄に与え、護国の寺院として延暦寺を建立させます。最澄は天台宗を日本に伝えた高僧ですが、天台宗は法華経を基本経典とします。以後、法華経は貴 族社会に浸透し、延暦寺は朝廷を守護する寺院となってゆきます。そして平安末期の源平争乱の後、『平家物語』は延暦寺の周辺で作られました。講座では、『平家物語』の成立と平家(怨霊)の鎮魂、また法華経の救済思想について考えます。
注意事項
参考図書:兵藤裕己『琵琶法師―〈異界〉を語る人びと』(岩波新書)1,144円、同『平家物語の読み方』(ちくま学芸文庫)1,045円
講師
兵藤裕己(ヒョウドウヒロミ) 学習院大学名誉教授
【プロフィール】
1975年京都大学文学部卒業、1984年東京大学大学院博士課程修了。2001年『平家物語の歴史と芸能』で文学博士。埼玉大学、成城大学を経て、2001年、学習院大学文学部教授。日本文学・芸能論を専門領域とする。著書、『太平記〈よみ〉の可能性』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞受賞)、『平家物語の読み方』(ちくま学芸文庫)、『後醍醐天皇』(岩波新書)、『琵琶法師』(同)、『声の国民国家』(講談社学術文庫)、『物語の近代』(岩波書店)、『演じられた近代』(同)など。校注に、岩波文庫『太平記』全6冊がある。古典研究から近代文学全般に視野を広げている。
講座スケジュール
回 | 実施日 | 時間 | 講座内容 | 担当講師 |
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1 | 10/13(日) | 10:40~12:10 | 琵琶法師と怨霊の鎮魂 | 兵藤 裕己 |
2 | 10/27(日) | 10:40~12:10 | 平家物語はなぜ作られたか | 兵藤 裕己 |
3 | 11/10(日) | 10:40~12:10 | 「悪人」往生と平重衡の物語 | 兵藤 裕己 |
4 | 12/1(日) | 10:40~12:10 | 「女人」往生と建礼門院の物語 | 兵藤 裕己 |