【010】『今昔物語集』から平安朝の人々の生き方をさぐる  【対面講座】

2025年春

講座番号 010
開催日 2025/04/27 ~ 2025/07/13
曜日
時間 13:15 ~ 14:45
回数 全6回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 19,800円
教材費(全員対象) 660円(受講料と一緒に請求いたします。)

講座詳細

『今昔物語集』は1000以上の説話を収めた平安時代院政期の説話集です。天皇・貴族・武士から庶民、鬼などの異類たちが、人間臭い振舞いや不思議なわざを繰り広げ,現代とは異なる世相や生活を知ることができます。今回は,小男の機転で一網打尽となった強盗,華やかな殿上人の種合せ(くさあわせ)での勝負楽の珍事,相をみる達人,古風な一騎打ちの作法,宮中の怪などの話を採り上げます。歴史学を専門とする講師と『源氏物語』からは見えない平安時代を旅しましょう。

藤太夫が強盗に襲われたがその正体は?
殿上人の種合せで舞人が落蹲の面を着けたまま逃亡した話
僧登照が朱雀門の倒壊を予言する話
源充と平良文の一騎打ちの話
珍努寺の観音が自ら火事から遁れた話
※ 今講座は,長い説話が数回にわたりますので5話にしました。上記の順で読み 進める予定です。状況やご要望に応じて順序を入れ替えたり,短い説話を追加 したりすることもあります。

*この春期からZoomによる受講はできません。

注意事項

教材は『今昔物語集』三~五(新日本古典文学大系,岩波書店)の必要部分をプリントにします。

講師

中込律子(ナカゴミリツコ) 学習院大学・学習院女子大学・國學院大學講師

【プロフィール】
1988年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。博士(史学)。学習院大学・学習院女子大学・國學院大學非常勤講師。著書『平安時代の税財政構造と受領』(校倉書房)、共著『王朝の権力と表象』(森話社)・『平安京 くらしと風景』(東京堂出版)・『古代の人物』第6巻(清文堂出版)・『人と動物の日本史』第2巻(吉川弘文館)、共監修『勘仲記』第一・第二(史料纂集、八木書店)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 4/27(日) 13:15~14:45 中込 律子
2 5/11(日) 13:15~14:45 中込 律子
3 6/1(日) 13:15~14:45 中込 律子
4 6/15(日) 13:15~14:45 中込 律子
5 6/29(日) 13:15~14:45 中込 律子
6 7/13(日) 13:15~14:45 中込 律子

受講申込

申込リストを確認する

<<講座一覧に戻る

↑ページの先頭へ

Copyright © 2008 Gakushuin Sakura Academy. All rights reserved.