学習院さくらアカデミーTOP > 講座詳細
【S02】ペットブームの行政学ペットををめぐる公共政策と地域社会における課題
2012年冬
講座番号 | S02 |
---|---|
開催日 | 2013/03/16 |
曜日 | 土 |
時間 | 13:00 ~ 14:30 |
回数 | 全1回 |
定員 | 50名 |
最少催行人数 | 8名 |
受講料 | 1,500円 |
教材費(全員対象) |
講座詳細
1990年代後半、日本は空前のペットブームといわれました。犬や猫を飼う人が増え、愛される動物 が増えた一方で、保健所で致死処分される動物も多く、目を覆いたくなるような虐待事件も起きま した。こうしたことから、ペットをめぐる社会問題を解決するために、動物愛護管理法の度重なる 改正が行われ、全国各地の動物愛護活動ボランティアが活躍してきました。2012年現在、かつてに 比べて状況は格段に改善されたものの、課題は尽きることはありません。本講座では、動物をめぐ る現場の課題を考えてみたいと思います。
注意事項
本講座は、複数受講割引対象外講座です。
講師
打越綾子(ウチコシアヤコ) 成城大学法学部教授
【プロフィール】
2002年東京大学大学院法学部政治学研究科博士号取得。同年成城大学専任講師就任、以後、准教授を経て現在に至る。
地方自治体における政治行政が専門。また、個人的な関心から、動物をめぐる公共政策の研究にも着手。犬や猫等のペット問題をめぐる講演多数。野生動物をめぐる問題にも関心を持ち、主な活動として2009年軽井沢野生動物問題研究会クロス設立、理事長就任。2010年環境省中央環境審議会動物愛護部会小委員会委員就任(2012年改正法案成立)。
著書『自治体における企画と調整』(日本評論社)、『川崎市政の研究』(敬文堂)、「地方分権改革と地方政治の流動化」(『成城法学』)『自治体における動物愛護管理行政の構造的課題』(「人と動物の関係学会誌18号」)、『地域社会における専門知発揮の条件―野生動物の保護管理を素材にしてー』(『専門知と政治』早稲田大学出版部)など。
講座スケジュール
回 | 実施日 | 時間 | 講座内容 | 担当講師 |
---|---|---|---|---|
1 | 3/16(土) | 13:00~14:30 | 打越 綾子 |