【032】出土資料が語る『史記』の時代新しい中国古代文明史の描き方

2017年秋

受付終了
講座番号 032
開催日 2017/09/30 ~ 2017/12/02
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全5回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 16,200円
教材費(全員対象)

講座詳細

伝説の時代から漢の武帝の時代までを描いた司馬遷の『史記』は今でも読み継がれています。しかし、『史記』が語ってきた中国古代文明史は果たして本当なのでしょうか? 続々と発見される木簡・竹簡・帛書・画像石・石碑・青銅器・甲骨文・兵馬俑などの出土資料は文明史の再考を迫ってきています。本講座では『史記』と新資料から新たな中国古代文明史の描き方を考えます。今期は孔子や合従連衡、秦の誕生、「長江文明」などのトピックをとりあげます。

講師

村松弘一(ムラマツコウイチ) 淑徳大学教授、前学習院大学教授

【プロフィール】
1971年日本橋浜町生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位修得後退学。博士(史学)。2003年より2017年まで、学習院大学助手・助教・准教授・教授を歴任。専攻は中国古代史、特に秦漢時代を専門とする。朝日カルチャーセンター・中日文化センター等で130回以上の市民講座を担当。主な著書に『中国古代環境史の研究』(汲古書院)などがある。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 9/30(土) 15:00~16:30 『史記』が語らなかった「長江文明」 村松 弘一
2 10/14(土) 15:00~16:30 秦国の誕生と馬-大堡子山秦公墓の発見 村松 弘一
3 10/28(土) 15:00~16:30 孔子の教え-出土した『論語』と孔子像 村松 弘一
4 11/11(土) 15:00~16:30 合従と連衡の虚実-『戦国縦横家書』 村松 弘一
5 12/2(土) 15:00~16:30 春秋故獄の名裁き-『史記』編纂への道 村松 弘一

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