【032】環境と食から考えるヨーロッパ史(近世・近代編)

2018年秋

受付終了
講座番号 032
開催日 2018/09/22 ~ 2018/12/15
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全5回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 16,200円
教材費(全員対象)

講座詳細

パン、乳製品、肉からなるヨーロッパの食文化の骨格ができあがったのが盛期中世だったとすれば、食材や調理法の多様化が進行したのは近世期以降です。各地の名物料理も「長い16世紀」に始まる世界の一体化がなければ成立しませんでした。そして変わったのは食材だけではありません。経済の仕組み、料理に求めるもの、戦争のやり方などもまた変容します。食を入り口にして近世ヨーロッパ社会を探索してみましょう。

講師

後藤秀和(ゴトウヒデカズ) 慶應義塾大学講師

【プロフィール】
1997年学習院大学文学部史学科卒業。2000年学習院大学人文科学研究科史学専攻博士前期課程修了。元学習院大学文学部助手。専門はヨーロッパ近世近代社会史。テーマとしては食・動物・家畜・農村世帯構造など、地域としてはザルツブルク(オーストリア)に重点をおいて研究を進めている。慶應義塾大学、日本大学非常勤講師。「聖界領邦ザルツブルクとその世俗化」大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門』(昭和堂)

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 9/22(土) 15:00~16:30 もっと砂糖を! 南へ向かうヨーロッパ 後藤 秀和
2 10/6(土) 15:00~16:30 商品化する食料:船・市場・分業 後藤 秀和
3 11/17(土) 15:00~16:30 美味の追求は罪? 近世期の嗜好変化 後藤 秀和
4 12/1(土) 15:00~16:30 変わる戦争と食料調達:ドイツ三十年戦争 後藤 秀和
5 12/15(土) 15:00~16:30 「食べたいときに食べる」食料保存の近代 後藤 秀和

受付終了

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