【029】美術鑑賞の場を考える王侯貴族の宮殿から大衆の展覧会へ

2019年秋

受付終了
講座番号 029
開催日 2019/10/06 ~ 2019/12/01
曜日
時間 13:00 ~ 14:30
回数 全3回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 9,720円
教材費(全員対象)

講座詳細

私たちは今、気軽に美術館で作品に接することができます。しかし、このような鑑賞のスタイルはとても新しいものです。かつて、一般の人々が美術に触れることができたのはどんな場所だったのでしょうか。誰もが作品を享受できるようになるには、どんな条件が必要だったのでしょうか。王侯貴族の豪華な宮殿装飾や贅沢なコレクション、裕福な市民が訪れる画廊、初期の展覧会の情景を眺めながら、展覧会、美術館、美術市場など、いろいろな制度を振り返ってみましょう。それらの場で鑑賞されていた名作も併せてご紹介します。

講師

太田みき(オオタミキ) 学習院大学講師・明治学院大学講師

【プロフィール】
上智大学文学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。学習院大学人文科学研究科哲学(美術史学)専攻博士後期課程単位取得退学。2014年パリ1大学人文科学研究科美術史学・考古学専攻にて博士号(美術史学)取得。2014-2017年まで学習院大学大学院美術史学専攻助教。専門はフランス美術史、特にヴェルサイユ宮殿、18世紀の装飾画および美術批評。主要論文(「フランスにおける世俗主題の連作およびシリーズ絵画作品(1730-1774年)」(パリ1大学博士号取得論文)2014年、「フランソワ・ブーシェをめぐる批評―詩から解放される絵画」『明学仏文論叢』51号、2018年など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/6(日) 13:00~14:30 権力に奉仕する美術 太田 みき
2 11/17(日) 13:00~14:30 展覧会と美術愛好家 太田 みき
3 12/1(日) 13:00~14:30 美術批評から美術館構想へ 太田 みき

受付終了

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