【017】哲学とコロナ【Zoom講座】
―この世の災禍に哲学はどう向き合うか

2020年冬

受付終了
講座番号 017
開催日 2021/03/21 ~ 2021/03/28
曜日
時間 10:40 ~ 12:10
回数 全2回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 6,600円
教材費(全員対象)

講座詳細

新型コロナウィルスは暮らしと社会に甚大な災禍をもたらしました。それは先の大戦の災禍にも比べられる面があるでしょう。こうした未曽有の現実に哲学はどう向き合おうとするのでしょうか。本講座では、十七世紀のライプニッツと二十世紀の西田幾多郎をとりあげ、彼らがペスト大流行と戦禍拡大に直面し、それぞれ「人間の幸福」、「平常底」という対照的な思想に拠りつつ、いかにして現実の悪を超克しようとしたかを、歴史的状況も含め具体的に見て行きます。

講師

酒井潔(サカイキヨシ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
1974年京都大学文学部哲学科卒業。1982年京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員、京都女子大学専任講師、岡山大学助教授を経て1995年より学習院大学文学部哲学科教授。専攻は哲学・哲学史。ライプニッツ、カント、ハイデッガーを中心とした近現代ドイツ哲学が専門領域。現象学、形而上学、比較思想のアプロ―チから研究している。2009年~現在

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 3/21(日) 10:40~12:10 ライプニッツの場合
ペスト対策の提言
酒井 潔
2 3/28(日) 10:40~12:10 西田幾多郎の場合
「絶対矛盾」と「平常底」
酒井 潔

受付終了

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