【002】万葉集の世界を楽しむ【Zoom講座】
東国万葉を歩く

2021年冬

受付終了
講座番号 002
開催日 2022/02/12 ~ 2022/03/26
曜日
時間 13:00 ~ 14:30
回数 全4回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 13,200円
教材費(全員対象)

講座詳細

万葉の時代に栄えた奈良の都から離れた首都圏の周辺には、面白い歌がいくつも残されています。東国の庶民が自分たちの生活の中で歌った「東歌」や、徴用されていく心情を歌った「防人歌」。こうした歌は、私たちの生活範囲の公園などに、人知れず歌碑として残っているものも少なくありません。一方で、現在でも多くの人々も訪れる歌の舞台もあります。茨城の筑波山では当時、男女が互いに歌を懸け合う自由恋愛の行事「歌垣(嬥歌)」が行われていました。そして、都から訪れた官人たちの歌。こうした歌の残る身近な場所を訪ねて、万葉を歩くように学んでみませんか。

講師

平野由紀子(ヒラノユキコ) 順天堂大学講師

【プロフィール】
1983年駒澤大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士課程満期退学。専攻は上代文学で万葉集を研究。元駒澤大学文学部講師。現在順天堂大学講師。主な著書(共著、項目執筆)『和歌大辞典』(明治書院)、『西本願寺本万葉集(普及版)巻第八』(おうふう)、『女人の万葉集』(笠間書院)、『大伴家持大事典』(笠間書院)など。主な論文「額田王の挽歌表現をめぐって」(「駒澤国文」41)ほか。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 2/12(土) 13:00~14:30 茨城筑波山     今日は人妻に声をかけても山の神が許す日 平野 由紀子
2 2/26(土) 13:00~14:30 神奈川足柄峠     峠で振る袖は埼玉の妻に見えるだろうか 平野 由紀子
3 3/12(土) 13:00~14:30 千葉馬来田市川     真間の継ぎ橋を音を立てずに渡れたら 平野 由紀子
4 3/26(土) 13:00~14:30 東京多摩     馬に逃げられ徒歩で行く防人を案じる妻 平野 由紀子

受付終了

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