【S01】日本人の「学び」の原点を探る  【対面講座】
日本人にとって「学び」とは?

2022年春

受付終了
講座番号 S01
開催日 2022/05/15
曜日
時間 13:30 ~ 15:00
回数 全1回
定員 60名
最少催行人数 8名
受講料 1,650円
教材費(全員対象)

講座詳細

今日の日本は高度な文化国家として、それを支える国民の豊かな「学 び」が実現されています。文部省の統計によりますと、近代日本の最初 の公教育制度「学制」の制定の翌年、明治6年(1873)の就学率が約3割。 それが明治35年には9割を超え、わずか30年で日本人の大部分が学校 教育を受けるようになりました。この急速な学校制度の普及は、世界的 にも珍しいといわれています。この講義では、これほど短期間で国民を 「学び」へと導いた原点に何があったのかを、近世・幕末の教育機関であ る寺子屋、藩校、私塾にまでさかのぼって考察していきます。

この講座は学習院大学百周年記念会館の教室で行います。

講師

斉藤利彦(サイトウトシヒコ) 学習院大学教授

【プロフィール】
学習院大学文学部教育学科教授。博士(教育学)。東京大学法学部卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。学習院大学助教授などを経て、94年より現職。専門は日本近代教育史、青年の自己形成史。主な著書『「誉れの子」と戦争」(中央公論新社)、『海後宗臣教育改革論集』(編著、東京書籍)、「学校文化の史的探究」(著、東京大学出版会)、『明仁天皇と平和主義』朝日新書)、『作家太宰治の誕生――「天皇」「帝大」からの解放」(岩波書店)、『試験と競争の学校史』(講談社学術文庫)、『新日本古典文学大系 明治編教科書・卒業文集』(共著、岩波書店)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 5/15(日) 13:30~15:00 斉藤 利彦

受付終了

申込リストを確認する

<<講座一覧に戻る

↑ページの先頭へ

Copyright © 2008 Gakushuin Sakura Academy. All rights reserved.