【004】『今昔物語集』から平安朝の人々の生き方をさぐる
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2022年秋

受付終了
講座番号 004
開催日 2022/10/02 ~ 2022/12/18
曜日
時間 13:00 ~ 14:30
回数 全6回
定員 20名
最少催行人数 8名
受講料 19,800円
教材費(全員対象)

講座詳細

『今昔物語集』は1000以上の説話を収めた平安時代院政期の説話集です。天皇・貴族・武士から庶民、鬼などの異形の者も登場し,人間臭い振舞いや不思議な出来事が繰り広げられ、現代とは異なる生活感覚や世相を知ることができます。今回は、平安時代の食生活の話,宮廷行事の競馬の話,武士の驚くべき技量の話、海外からの漂着物の話などを採り上げます。歴史学専門の講師とともに『源氏物語』からは見えない平安時代を旅しましょう。

おもむき深い貝を見つけ妻に贈った男の話
大食漢の三条中納言が痩せる方法は?
右近馬場での競馬で負けた尾張兼時が称賛される話
平致経 ―無言の武士たち
能登守が海に打ち寄せた犀角を得る話
女房が出産の場を求めて老婆に会う話
※各説話は,長さがまちまちなので,1回に1話とは限りません。上記の順で読み進める予定です。状況やご要望に応じて順序を入れ替えたり,短い説話を追加したりすることもあります。

この講座は学習院大学南1号館の教室で行います。

注意事項

教材は『今昔物語集』三~五(新日本古典文学大系,岩波書店)の必要部分をプリントにします。

講師

中込律子(ナカゴミリツコ) 学習院大学・学習院女子大学・國學院大學講師

【プロフィール】
1988年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。博士(史学)。学習院大学・学習院女子大学・國學院大學非常勤講師。著書『平安時代の税財政構造と受領』(校倉書房)、共著『王朝の権力と表象』(森話社)・『平安京 くらしと風景』(東京堂出版)・『古代の人物』第6巻(清文堂出版)・『人と動物の日本史』第2巻(吉川弘文館)、共監修『勘仲記』第一・第二(史料纂集、八木書店)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/2(日) 13:00~14:30 中込 律子
2 10/16(日) 13:00~14:30 中込 律子
3 10/30(日) 13:00~14:30 中込 律子
4 11/27(日) 13:00~14:30 中込 律子
5 12/4(日) 13:00~14:30 中込 律子
6 12/18(日) 13:00~14:30 中込 律子

受付終了

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