【S02】アメリカ人が裁判に期待するのは?  【対面講座】

2023年春

受付終了
講座番号 S02
開催日 2023/07/01
曜日
時間 13:30 ~ 15:00
回数 全1回
定員 50名
最少催行人数 8名
受講料 1,650円
教材費(全員対象)

講座詳細

なんでも裁判所に訴えて決着をつけると、19世紀のフランス人に指摘 されたアメリカ合衆国…… 指摘に違わず、2000年の大統領は「票の数 え直しはそれまで」と判断した合衆国最高裁判所の判決でジョージ・W・ ブッシュさんになりました。2020年、トランプさんは、支持者を煽って 武力での阻止を企んだだけでなく、選挙に不正があったと訴訟で主張し たのですが、バイデンさんの大統領就任を阻止できませんでした。アメ リカ人は、裁判・訴訟に何を期待するのかを、話をしてみようと思います。

この講座は学習院大学中央教育研究棟の教室で行います。

講師

紙谷雅子(カミヤマサコ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。1992年10月から学習院大学法学部教授。専攻は英米法。東京大学に提出した博士論文ではアメリカ合衆国の表現の自由に関する場所の理論である「パブリック・フォーラム」について検討し,ケンブリッジ大学ではイングランド議会における議会と議会特権について,コロンビア大学では合衆国最高裁判所の裁判管轄権の変遷について研究した。最近公表された論文としては,日本の弁護士会の懲戒権に関するDisciplinary Procedures, 49 Journal of Japanese Law 77 (June 2020), 連邦の裁判所が連邦の行政機関に対して連邦法や行政決定の執行停止を命じる「『全国的な』差止命令の射程」学習院法務研究14号1頁(2020年1月),アメリカ合衆国における裁判所と仲裁機関との関係についての「連邦仲裁法の規定と契約上の仲裁条項にも関わらず,仲裁に委ねる根拠がないと,裁判所が判断することは可能か」『法律ひろば』73巻1号52頁(2020年1月),法廷,とくに合衆国最高裁判所における発言とジェンダーの関係についての研究を紹介した「法廷で裁判官の発言を遮るのは誰?」[2018-2]アメリカ法286頁(2019年6月)などがある。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 7/1(土) 13:30~15:00 紙谷 雅子

受付終了

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